東大寺は南都七大寺の一つに数えられる大寺院である。境内の戒壇堂は本朝天下三戒壇の一つとして知られ、受戒の場として重んじられてきた。本尊の大仏は、台座に施された蓮弁の木彫りが天平芸術の傑作とされ、創建当時の大仏殿の規模を伝える復元模型も残されている。法華堂と、堂内に安置される不空羂索観音立像、日光菩薩・月光菩薩像は、いずれも天平文化を代表する建築・彫刻として名高い。伽藍は1199年に東大寺復興事業の一環として大仏様の建築様式で再建され、その後火災で失われた部分は1709年、元禄文化期に再び建て直された。1268年にはフビライから届いたとされる文書も伝わっており、古代から近世に至る幾多の歴史を今に伝える寺院である。
東大寺
古代中世近代🏛 世界遺産世界遺産宗教施設日本752年
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