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ウル

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ウル
Iraq,USA.からM.Lubinski / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons

ウルは現在のイラク南部に位置した古代シュメールの都市国家で、紀元前3800年頃のウバイド期に起源を持つとされる。守護神は月神ナンナで、紀元前3千年紀にはウル第1王朝が興り、後にはウル第3王朝が約100年にわたり5人の王のもとで栄えた。都市中心のジッグラトは紀元前21世紀にウル・ナンム王が建設し、紀元前6世紀に新バビロニアのナボニドゥス王が再建したものが現存する。1920年代から30年代にかけて考古学者レオナード・ウーリーが大英博物館とペンシルベニア大学の資金で発掘調査を行い、約1850基の墓のうち16基が豪華な副葬品を伴う「王墓」であることを明らかにした。都市は紀元前5世紀初頭までに衰退・放棄され、2016年に「イラク南部の湿地帯」の一部として世界遺産に登録された。

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