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遣唐使船寄泊地

古代船・海運日本
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五島・三井楽の道の駅にある遣唐使船のレプリカ
五島・三井楽の道の駅にある遣唐使船のレプリカ
Hisenv / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

遣唐使船寄泊地は、五島列島・福江島(現在の長崎県五島市)一帯にあったとされる、遣唐使船が日本を出港する際の最後の寄港地である。8世紀初頭から9世紀にかけて用いられた南路では、朝鮮半島沿岸を経由せず五島列島から直接東シナ海を横断して中国大陸を目指すルートが取られ、福江島はその最終補給地・出発地としての役割を果たした。しかし航海は困難を極め、9世紀初頭の遣唐使では帰路に暴風雨に遭って五島列島に漂着し、大宰府への帰着が遅れた例も記録されている。現在も五島市には遣唐使にちなむ史跡や資料館が残り、古代日本と大陸を結んだ航路の記憶を伝えている。

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