奈良県明日香村にある終末期古墳で、出土遺物から7世紀後半の築造と推定される。八角形の墳丘を持つことが特徴で、これは舒明天皇や天智天皇・天武天皇の陵と共通する形式であり、被葬者を推定する重要な手がかりとなっている。2009年から2010年にかけて明日香村教育委員会が行った本格的な発掘調査では、二人分の遺骸を計画的に埋葬したとみられる構造が確認されたほか、夾紵棺の破片や人の臼歯も出土した。これらの状況から、舒明天皇の后であり後に斉明天皇として即位した人物の陵である可能性が指摘されており、2010年9月にその調査成果が発表された。
牽牛子塚古墳
古代遺跡・考古日本
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