グアテマラ北部ペテン地方の密林に築かれた古典期マヤ文明最大級の都市遺跡。集落の起源は紀元前800年ごろに遡り、4世紀から9世紀にかけて政治・交易の中心地として繁栄し、最盛期には数万人が暮らしたと推定される。高さ65メートルに達する4号神殿をはじめ、階段状のピラミッド神殿や広場が密林の中に林立し、翡翠や黒曜石などの交易拠点としても栄えた。9世紀に周辺のマヤ都市群とともに衰退し、以後は長く密林に埋もれていたが、1696年にスペイン人修道士によって再発見され、20世紀にはペンシルベニア大学による本格的な発掘調査が行われた。1955年に国立公園に指定され、1979年にはユネスコの複合遺産として世界遺産に登録されている。
ティカル遺跡
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