フランス、ブルゴーニュ地方のクリュニーに、910年(909年説もある)アキテーヌ公ギヨーム1世によって創設されたベネディクト会修道院。世俗権力や司教権の干渉を排し、ローマ教皇にのみ従属する独立性を確立したうえで、清貧で厳格な修道士生活の復興と死者の魂の救済のための祈りを重視する「クリュニー改革」を推し進めた。10〜11世紀には約1500もの従属修道院を統括する一大修道院連合を築き、キリスト教をヨーロッパ全域に広める原動力となった。ロマネスク建築の革新的技術を確立し、後のゴシック建築への道を開いたことでも知られるが、フランス革命後の1790年に廃止された。
クリュニー修道院
中世宗教施設フランス
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