飛鳥寺は、飛鳥時代の権臣・蘇我馬子の発願により建立された日本最初の本格的伽藍を備えた仏教寺院である。587年に発願され、588年に造営が始まり、596年には一応の完成をみたと伝わるが、本格的な伽藍の整備にはさらに年月を要したとされる。塔を中心に3つの金堂を配する一塔三金堂式という当時としては先進的な伽藍配置を採用し、渡来系の仏教文化を積極的に取り入れた蘇我氏の権勢を象徴する存在であった。本尊の釈迦如来像(飛鳥大仏)は仏師・鞍作止利の作とされ、605年に造立が発願され609年に完成したとする説が有力で、現在も創建当時の石造台座の上に安置され続けている。
飛鳥寺
古代宗教施設日本
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