シャルトルーズ美術館は、中世ヨーロッパ史を伝える貴重な美術作品を収蔵する美術館である。なかでも知られるのが、画家ジャン・フーケによる『カールの戴冠』で、800年に教皇レオ3世がカール大帝に戴冠を授けた場面を描いた作品である。この戴冠は、西ローマ帝国の権威を受け継ぐ皇帝としてカール大帝を認める出来事であり、その後の中世ヨーロッパにおける皇帝と教皇の関係を象徴する重要な歴史的場面として知られる。『カールの戴冠』は中世西欧における教会と国家権力の結びつきを描いた作品として、世界史の資料集などでもたびたび取り上げられる一枚である。シャルトルーズ美術館を訪れれば、ジャン・フーケの緻密な筆致を通じて、この歴史的な戴冠の場面を間近で見ることができる。
シャルトルーズ美術館
中世博物館・美術館フランス800年
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