アルハンブラ宮殿は、イベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝の王宮で、スペイン南部グラナダの丘に築かれた。9世紀末の砦を起源とし、13世紀のナスル朝時代に歴代の王によって大規模に拡張され、ユースフ1世やムハンマド5世の時代に黄金期を迎えた。中庭を中心とする構成や、ムカルナスの天井装飾、アラベスク模様など、イスラーム建築の精華を示す。レコンキスタでイスラム勢力最後の拠点となったが、1492年の無血開城後もキリスト教圏の統治下で保存された。1984年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。歴史的な宮殿群はスペインを代表する観光地となっている。
アルハンブラ宮殿
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