フサイン廟(イマーム・フサイン廟)は、イラクのカルバラーにある、シーア派第3代イマームのフサイン・イブン・アリーを祀る霊廟である。フサインは預言者ムハンマドの娘ファーティマと第4代正統カリフ・アリーの子で、680年、ウマイヤ朝のカリフ位を否認して挙兵し、カルバラーの戦いでウマイヤ朝軍に敗れて殺害された。この殉教は、預言者の血統に連なるアリーの一族のみがカリフに就き得るとする勢力とウマイヤ朝との決裂を決定的にし、シーア派形成の端緒となった。フサインは殉教者たちの長として崇敬され、彼の埋葬地に建てられた本廟はシーア派最重要の聖地の一つとして多くの巡礼者を集めている。
フサイン廟
中世宗教施設イラク
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