カアバ(カーバ神殿)は、サウジアラビアのメッカにあるマスジド・ハラームの中央に位置する、イスラム教における最高の聖地である。花崗岩や玄武岩を積み上げたほぼ立方体の石造建築で、黒い幕「キスワ」で覆われ、南東角には巡礼者が周回の起点とする黒石がはめ込まれている。世界中のムスリムは1日5回、このカアバの方角(キブラ)に向かって礼拝する。メッカ巡礼(ハッジ)はムスリムに課された五つの義務のひとつで、経済的・身体的に可能な者は一生に一度行うべきものとされ、巡礼者はカアバの周りを7回まわるタワーフを行う。
カーバ神殿
古代宗教施設サウジアラビア
地図で見る →
Adli Wahid
Minor modifications made by Basile Morin, from the original version. / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons