函谷関は、古代中国の交通の要衝に置かれた関所で、黄河沿いの峡谷という険しい地形を利用して東方からの侵入を防いだ。紀元前361年に秦の孝公が設けたと伝えられ、関中と中原を結ぶ咽喉の地として戦略上きわめて重視された。紀元前318年や紀元前241年には諸国の合従軍の攻撃をここで撃退している。前漢の武帝期には機能が東方の新安へ移され、後に魏の函谷関も築かれた。明清期には関楼が設けられたが1958年にほぼ解体された。新安の函谷関は「シルクロード」世界遺産の構成資産となっている。
函谷関
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