ボロブドゥール寺院は、インドネシア・ジャワ島中部に8世紀末から9世紀初頭にかけて建立された世界最大級の仏教建造物である。この地域を支配し大乗仏教を奉じたシャイレーンドラ朝の王家によって、紀元800年前後から本格的な造営が進められ、825年頃に完成したと考えられている。単一の巨大なストゥーパ(仏塔)として築かれ、上空から見ると壮大な曼荼羅を形作る構造が特徴で、下部6層は方形の壇、上部3層は円形の壇からなり、最上部には中央大ストゥーパが据えられている。1991年、近郊のムンドゥッ寺院、パオン寺院とともに「ボロブドゥール寺院遺跡群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
ボロブドゥール寺院
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