エローラ石窟群は、インド西部マハーラーシュトラ州のアウランガーバード郊外にある石窟寺院群で、5世紀から10世紀にかけて造営された。垂直な崖に掘られた34の石窟からなり、仏教窟12、ヒンドゥー教窟17、ジャイナ教窟5という三宗教の石窟寺院や修道院が共存している点に特色がある。なかでも第16窟のカイラーサナータ寺院はラーシュトラクータ朝の王クリシュナ1世の命で造られ、カイラス山を模して一枚岩を上から掘り下げた壮大な石彫寺院として知られる。三つの宗教が並び立つ姿は当時のインドの宗教的寛容を示し、1983年にユネスコの世界文化遺産に登録された。
エローラ石窟寺院
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