エレクテイオンは、ギリシャの首都アテネのアクロポリスに建つ、イオニア式建築の代表作とされる神殿である。ペルシア戦争による破壊の後、紀元前421年から前407年ごろにかけて、純白の大理石で再建された。敷地に約3メートルの高低差があるため、複数の聖跡と祭祀所を一つの建物にまとめた複雑な構造をもつ。主神アテナのほか海神ポセイドンらが祀られ、ポセイドンの三叉の矛の跡や聖なるオリーブなど、神話の伝承の地を含んでいる。南側の「乙女の玄関」には、屋根を支える6体の女像柱(カリアティード)が立つことで名高い。
エレクテイオン
古代宗教施設遺跡・考古ギリシャ
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