ベヒストゥーン碑文は、古代ペルシアの王ダレイオス1世が自らの即位とその正統性を後世に伝えるために刻ませた碑文である。古代ペルシア文字、エラム文字、バビロニア文字という3種類の文字で同じ内容が刻まれており、複数言語による対訳資料としての性格を持つ。この特徴から「西アジアのロゼッタストーン」とも呼ばれ、楔形文字が解読される際の重要な手がかりとなった。世界遺産にも登録されているこの碑文の解読によって、それまで謎に包まれていた古代オリエント文明の歴史研究が大きく進展し、当時の王権のあり方や文字文化を知るうえで欠かせない資料となっている。
ベヒストゥーン碑文
古代🏛 世界遺産世界遺産遺跡・考古イラン紀元前520年
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