谷崎潤一郎記念館は、耽美派を代表する小説家・谷崎潤一郎ゆかりの地、兵庫県芦屋市にある記念館である。谷崎潤一郎は1886年に東京日本橋に生まれた。初期には女性への耽溺やマゾヒズムを題材とする耽美主義の作風で注目され、関東大震災を機に関西へ移り住んでからは古典的な美意識を深めた。妖婦ナオミに翻弄される男を描いた『痴人の愛』、盲目の三味線師に仕える男の献身を描いた『春琴抄』、大阪の旧家に育った四姉妹を描いた大作『細雪』など、通俗性と芸術性を高い次元で融合した作品を残した。ノーベル文学賞候補にも複数回挙げられ、1965年に没した。
谷崎潤一郎記念館
現代博物館・美術館文学日本
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