吉野作造記念館は、大正デモクラシーを代表する政治学者・吉野作造の出身地、宮城県大崎市にある記念館である。吉野作造は1878年に宮城県志田郡(現大崎市古川)に生まれ、東京帝国大学を卒業して同大学教授となった。1916年に『中央公論』に発表した論文「憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず」で、主権の所在を問わず政治の目的を民衆の利福に置き、政策決定に民意を反映させるべきとする「民本主義」を唱えた。この主張は大正デモクラシーの理論的支柱となり、彼はその指導的論客として活躍した。朝鮮独立運動への共感や関東大震災時の朝鮮人虐殺への批判など進歩的な言論を展開し、1933年に没した。
吉野作造記念館
近代博物館・美術館日本
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