樽岸遺跡は、北海道寿都郡黒松内町にある旧石器時代の遺跡である。1954年、函館市立博物館を中心とする調査団によって発掘調査が行われた。出土したのはすべて頁岩を素材とする石器で、石刃技法による大型の石刃や掻器、石核などを含み、縄文時代の石器とは明らかに異なるうえ、土器は出土しなかった。当初は後期旧石器時代前半のものとされたが、その後の研究の進展により、現在は後期旧石器時代終末の細石刃文化に属するものと理解されている。出土石器72点は1957年に北海道の有形文化財に指定された。
樽岸遺跡
原始遺跡・考古日本
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