崎津集落は熊本県天草市河浦町、羊角湾に面した漁村で、現在も約350世帯が暮らす。1569年に宣教師ルイス・デ・アルメイダによって布教が始まったが、1613年の禁教令以降は仏教や神道を装いながら密かに信仰を守る「潜伏キリシタン」の集落となった。1805年の「天草崩れ」では5000人以上が摘発される事態となったが、多くの信者が処罰を免れて信仰を継続した。1873年の禁教解除後にカトリックへの復帰が進み、1934年にはフランス人司祭ハルブの希望と鉄川与助の設計により崎津教会が建立された。畳敷きの内部を持つ珍しいゴシック様式の教会として知られ、集落は2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録された。
崎津集落
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