四日市公害と環境未来館は、四大公害病の一つである四日市ぜんそくを伝える三重県四日市市の施設である。四日市ぜんそくは1950年代末から1970年代にかけて、四日市コンビナートの本格稼働に伴って塩浜地区などで問題化した大気汚染による公害病で、石油精製過程で排出された二酸化硫黄など硫黄酸化物が主な原因とされる。住民は気管支炎や気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患に苦しみ、重症例では死に至った。1972年の裁判で患者側が勝訴し、その後は脱硫装置の普及や低硫黄原油への切り替えが進められた。水俣病・新潟水俣病・イタイイタイ病とともに四大公害病に数えられ、そのなかで唯一の大気汚染型公害である。
四日市公害と環境未来館
現代博物館・美術館日本
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