東京大学駒場キャンパスは、旧制第一高等学校が1935年に東京帝大農学部と用地を交換して移転してきた地であり、戦後に同校の校舎や組織が新制東京大学教養学部前期課程へ引き継がれた場所である。一高の前身にあたる第一高等中学校では、1891年1月9日、教育勅語奉読式において教員の内村鑑三が天皇宸筆の御名に最敬礼をしなかったことが不敬とされ、体調を崩して同年2月に依願解嘱に追い込まれた(内村鑑三不敬事件)。この事件は、天皇制と個人の信仰・良心との関係をめぐる問題を浮き彫りにしたものとして、明治期の思想史・教育史において重要な意味を持つ出来事とされている。
東京大学駒場キャンパス
近代学校・教育日本1888年
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