大阪紡績会社跡は、1882年に設立された日本初の本格的な紡績会社の跡地である。渋沢栄一や藤田伝三郎、松本重太郎ら財界人の援助のもとで計画が進められ、山辺丈夫を初代社長として操業を開始した。輸入した紡績機械を用いた大規模生産により、それまで小規模な手工業が中心であった日本の紡績業を大きく転換させ、殖産興業政策のもとで近代産業の育成を目指した明治期日本を象徴する企業となった。かつての「六大紡」の筆頭として知られ、1914年に三重紡績と合併して東洋紡績株式会社となり、現在の東洋紡へと発展していった。日本の近代産業史を語るうえで欠かせない史跡である。
大阪紡績会社跡
近代産業・技術日本1883年
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