高松塚古墳は、奈良県高市郡明日香村に所在する飛鳥時代末(藤原京期、7世紀末〜8世紀初頭)の終末期古墳である。1972年の発掘調査で石室内から極彩色の壁画が発見され、大きな注目を集めた。東西の壁には男女各4人の群像や四神(青龍・白虎・玄武)、日月が、天井には星宿が描かれ、とりわけ西壁の女子群像は「飛鳥美人」と呼ばれて広く知られる。白鳳期の絵画を代表する貴重な作例である。1973年に特別史跡、翌1974年に壁画が国宝に指定された。壁画は劣化への対応として石室を解体して取り出され、修復・保存が進められている。
高松塚古墳
古代遺跡・考古日本
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