黒塚古墳は、奈良県天理市柳本町に所在する古墳時代前期前半(3世紀後半頃)の前方後円墳である。墳丘長は約130メートルで、オオヤマト古墳群を構成する一基である。竪穴式石室がほぼ未盗掘のまま調査され、埋葬施設の全容が判明した数少ない例として知られ、三角縁神獣鏡33面と画文帯神獣鏡1面の計34面が出土した。多量の三角縁神獣鏡の出土は、鏡の性格や配布をめぐる古墳時代研究に大きな意味をもつ。2001年に国の史跡に指定され、天理市立黒塚古墳展示館で石室の複製などが公開されている。
黒塚古墳
原始遺跡・考古日本
地図で見る →