札幌開拓使麦酒醸造所は、1876年に開拓使が北海道・札幌に設けた官営のビール醸造所で、現在のサッポロビールの前身にあたる。明治政府は北海道開拓のため開拓使を置き、寒冷な気候が冷却発酵に適することなどからビール醸造を殖産興業の一環として推進した。ドイツで醸造技術を学んだ中川清兵衛が日本人初のビール技術者として醸造にあたり、村橋久成らが建設・運営に携わった。同年9月に開業し、ここで造られた「冷製札幌ビール」がサッポロビールの社名の由来となった。跡地は現在のサッポロファクトリー内にあたる。
札幌開拓使麦酒醸造所
近代産業・技術日本1881年
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