明治5年(1872年)9月から10月にかけて、横浜の大江橋から馬車道、本町通りにかけて日本で初めてのガス灯十数基が灯された。当初はドイツのシュルツ・ライス商会が建設を計画していたが、外国資本にその権益を奪われることを憂慮した実業家・高島嘉右衛門が「日本社中」を組織してガス会社設立の権利を獲得し、フランス人技師アンリ・プレグランの指導のもとで事業を実現させた。街灯の柱はイギリス・グラスゴーから輸入されたが、灯具そのものは日本人職人の手によって製造された。同年10月31日の点灯をもって日本の都市ガス事業が始まったとされ、1972年には日本ガス協会がこの日を「ガスの記念日」に定めている。
日本初のガス灯
近代産業・技術日本1872年
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