琴似屯田兵村兵屋跡は、1875年に設置された屯田兵村の跡地である。この屯田兵村は、当時北海道開拓次官であった黒田清隆の建議により実現したものであり、北海道における屯田兵制度の先駆けとなった。屯田兵は、農地を開墾しながら北方の警備にもあたるという二つの役割を兼ね備えた存在であり、開拓と防衛を同時に進めるための施策として位置づけられていた。琴似の地に置かれたこの屯田兵村は、その後各地に広がっていく屯田兵制度の出発点であり、北海道の開拓史において重要な意味を持つ場所である。兵屋の跡地は、開拓にあたった人々の暮らしぶりや、当時の国防と開拓が一体となって進められた歴史的背景を伝える貴重な史跡として今に残されている。
琴似屯田兵村兵屋跡
近代日本1875年
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