市外電話発祥の地は、1889年に東京・熱海間で公衆用市外電話の通話が開始されたことを記念する史跡である。それまでの電話は限られた区域内での通話にとどまっていたが、この開通により離れた都市間でも電話による会話が可能となり、国内における電話網の拡大に向けた大きな一歩となった。東京という政治・経済の中心地と、保養地として知られる熱海とを結ぶ区間で実現された点も特徴的であり、以後の市外電話網整備の先駆けとなった。電信に続いて電話という新たな通信手段が国内に広がっていく過程を示す出来事であり、明治期における通信技術の発展と、人々の暮らしや社会活動の変化を伝える史跡として位置づけられている。
市外電話発祥の地
近代産業・技術日本1889年
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