長崎電信創業の地は、1871年に長崎と上海の間に海底電線が敷設されたことを記念する史跡である。この海底電線の敷設によって、日本と海外との間で電信による情報のやり取りが可能となり、国際通信の新たな時代が幕を開けた。それまで船便に頼らざるを得なかった海外との情報伝達が、電信によって大幅に短縮されたことは、外交や貿易をはじめとする対外関係のあり方に大きな影響を与えたと考えられる。古くから海外との窓口としての役割を担ってきた長崎の地に、この国際通信網の起点が置かれたことは象徴的であり、日本が国際社会との結びつきを技術面から強めていった近代化の一過程を伝える貴重な史跡となっている。
長崎電信創業の地
近代産業・技術日本1871年
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