竹橋事件は1878年に発生した近衛兵による反乱事件である。西南戦争において戦功を挙げたにもかかわらず、その恩賞の内容に不満を抱いた近衛兵の一部が武装蜂起し、騒擾を引き起こした。しかしこの反乱は間もなく政府側によって鎮圧され、事態の拡大には至らなかった。事件の背景には、西南戦争という国内最大規模の内戦を経て、軍の待遇や恩賞のあり方に対する不満が兵士の間にくすぶっていた事情がうかがえる。この事件は明治政府にとって軍紀の引き締めや軍隊統制の見直しを迫る契機となったと考えられ、近代日本における軍制整備の過程を考えるうえで重要な出来事として位置づけられている。
竹橋事件
近代日本1878年
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