ビッドル来航は、アメリカ海軍のジェームズ・ビドル提督が、ペリー来航に先立って日本に開国と通商を求めて来航した出来事である。弘化3年(1846年)閏5月、東インド艦隊を率いるビドルは軍艦2隻で浦賀に来航し、清との間で結んだ望厦条約と同様の通商条約の締結を日本に打診した。しかし幕府は、外国との通商はオランダに限り、外交はすべて長崎で扱うとして要求を拒否し、ビドルは目的を果たせないまま浦賀を去った。この失敗は、のちのペリーによって研究され、ペリーは軍事的圧力を背景とした砲艦外交で日本に開国を迫ることになった。開国前夜の日米交渉の先駆けとなった出来事である。
ビッドル来航
近世船・海運日本1846年
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