咸宜園は、1817年に儒学者・広瀬淡窓によって建てられた私塾である。広瀬淡窓は儒学を中心とした教育を行い、身分や出身にとらわれず多くの門人を受け入れたことで知られる。この塾からは各地から集まった多数の人材が学び、江戸時代後期の学問・教育の発展に大きな役割を果たしたと伝えられる。私塾という民間の教育機関でありながら、その規模や教育内容の充実ぶりから全国的にも高い評価を受けており、江戸時代の教育史を語るうえで欠かせない存在である。広瀬淡窓の教育理念とともに、当時の学問のあり方を今に伝える貴重な史跡となっている。
咸宜園
近世学校・教育日本1817年
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