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目黒邸

近世日本1797年
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目黒邸の正面外観
目黒邸の正面外観
nikutarou / パブリック・ドメイン / Wikimedia Commons

目黒邸は、新潟県魚沼市須原にある豪農・目黒家の邸宅である。目黒家は戦国時代に蘆名氏に仕えたのち、天正18年(1590年)に越後魚沼の地へ帰農し、江戸時代を通じて有力な豪農として発展した。宝暦年間以降は複数の村を統括する割元庄屋を務め、地域の農政や村落運営の中心を担った。現在残る主屋は寛政9年(1797年)に建てられたもので、茅葺・寄棟造の中門造という豪雪地帯の暮らしに適した構造をもち、釘を使わずくさびで留めるなど三メートルを超える積雪に耐える工夫が凝らされている。主屋や蔵は昭和49年(1974年)に国の重要文化財に指定され、江戸時代の農村社会と豪農の暮らしを伝える貴重な建築として保存・公開されている。

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