佐賀県神埼郡吉野ヶ里町・神埼市にまたがる吉野ヶ里遺跡は、弥生時代を通じて営まれた環濠集落跡で、最盛期の3世紀頃には総延長約2.5キロメートルの外壕が約40ヘクタールの範囲を囲んでいた。1986年からの本格調査により大規模な遺構が判明し、1989年の報道で全国的な注目を集め、1991年には特別史跡に指定された。北内郭・南内郭など複数の内郭のほか多数の建物跡・倉庫跡・墳丘墓が発見されており、争いの痕跡から「魏志倭人伝」が伝える倭国大乱の時代を考える上でも重要な遺跡とされる。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として復元・公開されている。
吉野ケ里遺跡
原始遺跡・考古日本
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