赤穂市立海洋科学館は、「海」と「塩」をテーマとする科学館で、兵庫県赤穂市の県立赤穂海浜公園内にある。昭和62年(1987年)に開館し、屋外には中世から近代までの塩田を復元した「塩の国」が設けられている。赤穂は古くから製塩で栄えた土地で、江戸時代には潮の干満を利用して海水を塩田に導く「入浜式塩田」が発達した。この方式は江戸時代に確立して以降、日本の代表的な製塩法として約300年にわたり用いられ、昭和30〜40年代に流下式塩田へ切り替えられるまで続いた。塩の国では入浜式のほか揚浜式・流下式の塩田が復元され、来館者は伝統的な塩づくりを体験できる。赤穂の塩の歴史と、日本の製塩技術の歩みを伝える施設である。
赤穂市立海洋科学館
近世博物館・美術館産業・技術日本
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