シドッチ上陸記念碑は、イタリア人宣教師ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティの日本潜入にちなむ記念碑である。シチリア貴族出身のカトリック司祭であったシドッティは、宝永5年(1708年)にマニラから日本を目指し、屋久島に上陸した。侍の姿に変装していたが言葉が通じず捕らえられ、翌年江戸へ送られた。儒学者新井白石が尋問にあたり、その学識と人格に感銘を受けて敬意をもって接し、シドッティから得た西洋の知識をもとに『西洋紀聞』『采覧異言』を著した。シドッティは正徳4年(1714年)に江戸で没した。鎖国下の日本に西洋認識をもたらした人物の足跡を伝える記念碑である。
シドッチ上陸記念碑
近世船・海運日本
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