ボゴール宮殿は、インドネシア・西ジャワ州ボゴールにある宮殿で、オランダ植民地時代に総督の別荘として営まれたことに始まる。1745年に総督がこの高原の地に3階建ての別荘を建て、後継の総督によって増築されて「無憂宮殿(ブイテンゾルグ)」と呼ばれた。1834年の大地震で大きく損傷したのち、地震対策として平屋建てで再建され、1856年にオランダ領東インド総督の官邸にふさわしい壮麗な宮殿として完成した。1946年のインドネシア独立後は大統領官邸となり、初代大統領スカルノが好んで用いた。オランダによるアジア貿易・植民地支配の拠点を今に伝える建築である。
オランダ総督府
近世インドネシア
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