垂柳遺跡は、青森県南津軽郡田舎館村に所在する弥生時代中期の遺跡である。1980年代の発掘調査により、畦で区画された656面に及ぶ水田跡が検出され、津軽平野において中期後半の田舎館式土器の時期にはすでに水稲耕作が定着していたことが明らかになった。東北地方北部では弥生時代の稲作は否定的にみられてきたが、本遺跡と弘前市の砂沢遺跡によって、稲作をはじめとする弥生文化が受容されていた可能性が高まり、稲作文化の北限を示す遺跡として位置づけられている。2000年に国の史跡に指定された。
垂柳遺跡
原始遺跡・考古日本
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