天正12年(1584年)、羽柴秀吉と、織田信雄・徳川家康の連合軍が尾張・美濃・伊勢一帯で戦った戦役。犬山城の占拠に始まり、小牧山を挟んでの対陣が続く中、4月には秀吉方の別動隊が家康の本拠三河を突く作戦に出たが、これを察知した織田・徳川軍が長久手で奇襲し、秀吉方に大きな損害を与えた。その後も局地戦が続いたが、11月に秀吉と信雄の間で単独講和が成立し、伊賀・伊勢の領地が秀吉方の大名に分与された。家康も秀吉との養子縁組を条件に和睦し、人質を送って戦いは終結した。個々の戦闘では家康方が優位に立ったが、政治的には秀吉が主導権を握り、その後の天下統一事業を進める契機となった。
小牧・長久手の戦い
近世戦い・古戦場日本1584年
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