上野原遺跡は、鹿児島県霧島市国分にある縄文時代早期から中世に及ぶ複合遺跡である。最古層は約1万700年前にさかのぼり、竪穴建物52棟や集石遺構、連穴土坑などが確認され、日本列島でも最古級の大規模な定住集落跡として知られる。撚糸文土器や前平式土器などが出土し、東日本を中心とする従来の縄文文化観に対して、南九州で早くから定住的な生活が営まれていたことを示した点で意義が大きい。1999年に国の史跡に指定され、出土土器も重要文化財に指定された。現在は「上野原縄文の森」として整備され、展示施設が併設されている。
上野原遺跡
原始遺跡・考古日本
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