棒道は、戦国大名・武田信玄(晴信)が甲斐と信濃を結ぶために設けたと伝えられる軍事用の道路である。天文21年(1552年)の武田晴信の印判状に道路建設を命じた記録が見え、荒野をまっすぐ一本の棒のように貫いていたことが名の由来とされる。上・中・下の三本があったとされ、諏訪郡方面への迅速な軍勢移動を目的としたと考えられている。ただし「棒道」の名が確実に見える初出は慶安4年(1651年)で、信玄との関わりには学説上の議論もある。現在は上ノ棒道の一部が甲斐小泉駅から小淵沢駅にかけてのハイキングコースとして残り、史跡に指定されている。
棒道
中世産業・技術日本
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