足利将軍邸(花の御所)は、室町幕府3代将軍・足利義満が造営した将軍邸で、京都の室町・今出川付近に営まれたことから「室町殿」とも呼ばれた。義満は永和4年(1378年)に造営を始め、東西1町・南北2町の敷地を占めるこの邸へ移り、1381年に完成した。義満はここに後円融天皇や関白二条師嗣らを招いて詩歌や蹴鞠の会を催すなど、政庁と社交の中心として機能した。「室町幕府」の呼称もこの所在地に由来する。1559年に廃止された後、跡地には邸内の岡松殿に始まる大聖寺がほぼ当時の場所に残り、唯一の遺構となっている。
足利将軍邸(大聖寺)
中世宗教施設日本
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