夏島貝塚は、神奈川県横須賀市夏島町に所在する縄文時代早期の貝塚である。もとは東京湾に浮かぶ島で、大正時代の埋め立てによって陸続きとなった。ヤマトシジミやマガキを主体とする貝層から撚糸文系の尖底深鉢形土器が出土し、夏島式土器の標式遺跡となっている。1959年に行われた放射性炭素年代測定で貝殻が約9450年前と報告され、縄文時代の開始年代を従来より大きく遡らせる契機となった点で学史的に重要である。骨製釣り針や石斧なども出土した。1972年に国の史跡に指定され、出土品は1998年に重要文化財に指定された。
夏島貝塚
原始遺跡・考古日本
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