本願寺(西本願寺)は浄土真宗(一向宗)の中心寺院であり、真宗信仰の拠点として長い歴史を刻んできた。境内に残る書院は桃山文化を代表する書院造建築として知られ、当時の華やかな意匠を今に伝えている。また、飛雲閣は聚楽第の遺構と伝えられる建物で、これも桃山文化期の書院造を今に伝える貴重な遺構である。世界遺産にも登録される西本願寺は、宗教施設としての信仰の場であると同時に、桃山時代の建築美を体感できる文化財の宝庫でもある。書院や飛雲閣に見られる意匠は、戦国の世を経て統一へと向かう時代の気風を色濃く反映しており、訪れる者に往時の文化的爛熟を感じさせる。
本願寺(西本願寺)
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