加曽利貝塚は、千葉県千葉市若葉区に所在する縄文時代中期から後期の貝塚である。北貝塚と南貝塚の2つからなり、それぞれ直径約130メートル、長径約170メートルの環状を呈し、総面積約13ヘクタールに及ぶ世界最大級の規模で知られる。集落の住居跡の周囲に貝殻や土器片を長期間廃棄して形成されたもので、出土する加曽利E式・加曽利B式土器は縄文土器編年の指標とされる標式遺跡である。1887年に学界へ紹介され、1960年代の破壊の危機を保存運動が乗り越え、2017年には貝塚として初めて国の特別史跡に指定された。
加曽利貝塚
原始遺跡・考古日本
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