富士川の戦いは、治承4年(1180年)に駿河国の富士川で源氏方と平氏方が対峙した戦いである。挙兵した源頼朝と甲斐源氏の武田信義らの軍が、平維盛の率いる平家軍と富士川を挟んで布陣した。『平家物語』などは、夜半に富士沼の水鳥が一斉に飛び立った羽音を源氏の夜襲と誤認した平家軍が、大混乱のうちに戦わずして逃げ去ったと伝える。実際には脱走で兵を減らした平家軍が戦意を失い撤退したともいわれる。目立った交戦のないまま終わったこの敗走は、内乱が全国規模へ広がる契機となった。
富士川の戦い
古代戦い・古戦場日本1180年
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