毛越寺は岩手県平泉町にある天台宗の寺院で、寺伝では850年に円仁(慈覚大師)によって開かれたと伝わるが、その後焼失し、奥州藤原氏2代当主・藤原基衡とその妻、3代当主・藤原秀衡の代にかけて壮大な伽藍が再興された。現在は建物のほとんどが失われているものの、平安時代末期の姿をよく残す浄土庭園が最大の見どころで、苑池や橋脚、中島、庭石などの遺構が当時のまま保存されている。2001年に世界遺産の暫定リストに記載された後、2008年には一度登録延期となったが、2011年6月に「平泉—仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の構成資産として正式に世界遺産登録を果たした。
毛越寺
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