上高森遺跡は、宮城県栗原市に所在した遺跡で、旧石器発掘捏造事件の舞台として知られる。かつては約60〜70万年前の日本最古の前期旧石器遺跡とされ高校教科書にも掲載されていたが、2000年11月に毎日新聞が、発掘者の藤村新一があらかじめ石器を埋めて掘り出す手口で捏造していた事実をスクープした。その後の検証調査では旧石器はまったく確認されず縄文時代の陥穴が見つかるのみで、記述は教科書から削除された。2001年には埋蔵文化財包蔵地としての登録も抹消され、日本考古学史における実証性の重要さを示す教訓的な事件として記憶されている。
上高森遺跡
原始遺跡・考古日本2000年
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