綜芸種智院は、天長5年(828年)に僧・空海が京都左京九条に開いた私立の教育施設である。空海は藤原三守から譲り受けた邸宅を用い、庶民教育を含む各種学芸の綜合的な教育を目的とした。貴族や郡司の子弟に限られていた当時の教育機関とは異なり、身分や貧富に関わりなく誰もが学べる点に特色があった。しかし運営は困難で、空海の死後の845年に弟子たちが売却を決定し、その収益は東寺の資源に充てられた。その伝統は現在の種智院大学に受け継がれ、跡地には碑が建てられている。
綜芸種智院跡
古代学校・教育日本828年
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